子どもの保育園が寂しい、預けたくなかった私の体験談|慣らし保育を終えて感じた事

全国のママさん・パパさん、家事に・子育てに…いつもお疲れ様です。

初めての子育てに奮闘している、りすママ(@RisuMama22)です。

先日のブログでお伝えしましたが、最近子どもが最近思いがけず保育園に決まってしまいました。

…というのも、本来ならあと5か月後である4月に入園させたいと思っていたのに書類を出してみたらまんまと受かりまして、通知から14日後に登園させることになりました。

事情があって申込書類を出したものの、本当はまだ離れたくないと思っていたため相当凹みました。。

「預けたくても預けられなくて辛い」って人も多いことは知っていますし、「受かりたくなければ書類出すなよ」って感じる方も多いとは思います。そのご意見についてはごもっともだとは思います。

でも、「今、入れたくなかったなぁ。」というのが私の正直な本音です。

その気持ちに嘘はつきたくありませんし、正直な気持ちを書きたいので色々な意見については予めご容赦ください。

結果、(辞退せず)決定した園に入園させることにしまして、現在、入園させてから1カ月半が過ぎたところです。

初めは残念な気持ちで登園させた私ですが、この1カ月半で気持ちに変化が生まれてきました。

私と同じように「預けたくない…でも預けなければいけない…」そんなママさんも中には居らっしゃるかと思いますので、寂しいながらに入園させた私の経験談をお伝えしようと思います。

私の「慣らし保育~預けてからの私の心境の変化」について正直に書こうと思います。

目次

急遽、思わぬタイミングで娘の入園が決まり動揺しまくった私。不安だった事は2つ。

10月末、郵便受けに入っていた「入園許可書」を目にした瞬間、まだまだ子供と一緒に過ごしたいと思っていた私のメンタルはぐちゃぐちゃになりました。

恐らく、当時の私は異常なほどの母性の高さがあったのだと思います。

「大切な我が子が保育園に奪われる」くらい悲観的になってしまい本当にキツかったのですが、先輩ママたちの言葉で少しは持ち直すことが出来ました。

ちなみに、こちらの記事に、実際にどんな言葉で「前を向こう」と思えたのか?を書き連ねています。今とても辛いとお感じのママさんが居れば読んで欲しいです。

私が保育園入園で不安だったことは、

  • 保育園に預けている間中ずっと辛い想いが続くのではないか?(ストレスになるくらいなら保育園代も安いとは言えないから仕事は諦めるべきか検討する)
  • ミルクを飲めない状態での入園だったので、子供にとってストレスになってしまうのではないかという事

これらの2つでした。

特に、娘はずっと完全母乳で育ってきたせいか、数カ月前から哺乳瓶・マグ類を泣いて拒否し続けていました。

たとえ母乳が中に入っていたとしても飲まない…という状態で、本当に悩んでいました。

あの手この手を試し、ほぼすべての哺乳瓶の乳首を買い…夫婦で2か月間特訓したけど改善せず、もうやれる事も何もない状態…

それなのに、「知らない場所で無理矢理にミルクを飲まされる」なんて、本当に不憫でした。

「悲しい」気持ちを我慢し、バタバタの保育園準備をやり切る

保育園決定してすぐは「辛い…」という気持ちが脳内を占めていましたが、年内途中入所の場合は日にちがタイト…

一旦ゆっくり気持ちを落ち着かせることが出来るほどの時間もありませんでした。

結果、泣く泣く保育園の準備を取り掛かることになりましたが、やってみると想像以上に大変でした。

ちなみに保育園入園までの実際のスケジュールはこんな感じでした。

STEP
入園許可書が届いた当日、保育園と面談の日時調整
STEP
保育園との面談(通知から2日後)
STEP
保育園で必要なものの買い出しに出かける、ネットでオムツスタンプ注文
STEP
購入した物の洗濯&乾燥
STEP
足りない物(買い物に失敗した物)の買い出し

※買って失敗した物は今度書きます…色々泣きました。。

STEP
2回目の洗濯&乾燥
STEP
名前の縫い付け、オムツにスタンプ押しまくる

オムツスタンプは旦那に依頼。

STEP
入園時の提出書類を記載
  • とにかくめっちゃ多い。
  • 同じこと何回も書かせる。

うちは入園まで14日ありましたが、揃えるまでギリギリでした。何なら、入園日の前日にも作業が残って深夜までかかりました…

必死に仕上げることになって、不安を感じる暇もなく…それはそれで良かったかなと思います。

実際買って良かった物と、買って後悔した失敗商品はまた今度書きたいと思います。

実際の慣らし保育のスケジュールと、その間のママの生活について

実際の慣らし保育のスケジュールはこんな感じでした。

  • 1日目~4日目…9:00~10:30
  • 5日目~6日目…9:00~12:00
  • 7日目~8日目…9:00~16:00

このスケジュールを見た瞬間、「慣らし保育ってほとんどの日が午前中までなんだなー、残された猶予の期間で積極的に遊びに行こうっ」と決めました。

出来るだけ充実させるために、公園に遊びに行ったり、図書館に行ったり、ママ友を誘ってテラス席のスタバでお茶しに行く予定も立てました。

初日前夜の心持ち

慣らし保育の1日目~5日目は、9:00~10:30まで

初日行かせるまではやっぱり辛かったですが、意外に保育時間は短くて少しは気分がマシでした。

1時間半でまた会えるから…と思うと気持ちに余裕が出来ました。

初日の登園準備~送迎までで気づいた事

初日は慣れない準備でバタバタでした。

時間に余裕を持って起きたものの、間に合わせるのに必死で「寂しさ」とは無縁でした。

朝起きてからの準備

  • 授乳
  • 連絡帳の記入(検温したり、前日の事も書く)
  • 子どもの身支度(靴下履かせたり上着を着せたり、保湿クリーム塗ったり)
  • 自分の身支度(最低限)

徒歩6分程度の道でしたが、実際は10分かかりましたし、ベビーカーに乗せたり保育園の門の施錠とか色々と時間がかかりました。

登園~受け渡し。意外な感覚の連続だった

「登園すると先生から体調の変化がなかったか?」などの確認があり、朝の保育園で着替えの置き場所や置き方などを教えてもらいました。

先生は慌ただしそうで、聞いたとおりに急いで準備をしました。

そして最後に娘を渡して完了です。

娘はすんなり先生に抱っこされ、何も様子を分かっていな様子でした。

そこで、保育士さんの知り合いから事前に聞いていたアドバイスを参考に、一度も振り返らず保育園の門を後にしました。

「ママが居ると子供は気になって泣いてしまうから、保育園の送りの際はママは早く立ち去った方がいいよ。」そういう教えでした。

泣くかな?思いましたが泣かずに良かったです。(泣くと私がもっと辛かったと思うので)

別れる時は悲しいかな?と不安に感じていましたが、保育園でのお仕度の慌ただしさがそれを上手い具合にかき消してくれていました。

一旦帰宅してからは、お迎えまでほとんど時間が無いことに気付きました。

朝ご飯を食べる→食器洗う→洗濯スイッチ押す これだけ出来た所でお迎えに向かいました。

前日までは、「お昼ご飯をゆっくり食べて寂しく待っている」こんな自分をイメージをしていましたが、実際は違いました。

帰宅後すぐにお迎えに行かないといけないので、相変わらずご飯はかき込んで食べていました。

無事保育終了!初日のお迎えで驚いたこと

約束通りの10:30に迎えに行きましたが、慣れない事の連続で必死だったため、

体感としては30分くらいしか離れていないような…

1時間半預けていたっていう感覚が殆どないくらい一瞬で初日が終了していたので不思議な感じでした。

娘は先生におんぶされてケロっとしていました。その姿を見て、「嫌な空間では無かったんだな」と思い、とっても安心しました。

先生から、1時間半娘がどう過ごしていたかを時系列で報告を貰いました。

「9:30~おんぶで公園に行き、10:00に保育園に戻りました。その後、水分補給が出来るか確認しました。公園に行く道中で寝ちゃって、15分ほど前に起きました。母乳しか飲めない、哺乳瓶やマグは泣いて拒否すると伺っていましたが、マグからお白湯飲んでましたよ~」

え?1時間半しか預けてないのに、公園に連れて行って帰ってきてくれたの?

家では直接母乳しか飲めないのに、水分補給したの?え???

…娘の成長っぷり?に驚きました。

「1時間半、ずっと泣いて泣きやまないかも?」「不機嫌でいるかも?」そんな不安を抱えていましたが驚くような結果でした。

他の子も沢山居るのに、保育士さんが細かく娘の動向を覚えてくれていて、その報告が本当にうれしかったです。

この日の帰り道感じた事は、「1時間半はあっけなくて寂しく感じないかもなー」という事。翌日からも預けることへの悲観的な気分はありませんでした。

2日目~5日目は、親も保育園に慣れるので精いっぱい。悲しむ暇も無いバタバタ生活

翌日も、朝起きて保育園準備をバタバタこなして送り、すぐに保育園のお迎えの時間って言う感じでした。

娘は、ほぼほぼ預けている時間中ずっと寝ているようで、保育園にお昼寝をしに行かせているような感じでした笑

保育園でのお仕度は覚える事が多くて、「忘れ物をしないか?」等の他の心配事の方に意識が行っていました。

5日目~6日目…9:00~12:00まで。長く預かってくれる事が有難いと思えるように。

ようやく2週間目から保育時間が9:00~12:00までになりました。

最初スケジュールを見た時に、「このくらいから私は寂しいんだろうな」と思っていましたが、実際は違いました。

正直言って、寂しさよりも送りに行ってスグに帰宅して、またスグ迎えに行って…の往復が大変だったので長く預かっててもらえる事が「有難い」と思うようになってました。

3時間あれば、やれることの幅も格段に増えます。

  • 洗濯も中途半端に終わらせずに干すまで出来る
  • 朝ごはん食べたらスーパーにだってスグに行って帰って来れる
  • 夕飯の準備まで出来るかも?

もらった3時間で「どこまでやるべきことを終わらせることが出来るか?」そう家事の方に意識が向いていました。

実際、3時間あれば掃除機を隅々までかけられたし、オマケに家族全員の布団まで干せたりしました。

びっくりするくらい快適で充実した3時間でした。

今まで「あそこも掃除出来てない、コレもやれてない、明日こそ時間見つけてやらなきゃ」こんな感じでモヤモヤしながら忙殺されていたのに、たった3時間でそれが解消されました。

全部自分が納得するまで出来たし、スムーズに出来たので、「ずっとやりたかった事が遂に出来たぁぁぁ!」と、気持ちよく過ごせました。

子供が居て、「家事を邪魔される、中断させられる、やりたい事の半分も出来ない」そんな大変なことが自然と当たり前の生活になってたんだなーと思い知らされました。

りすママのアイコン画像りすママ

1人時間、めちゃくちゃ大事じゃん…出産まで何気なく過ごしてきた1人時間より濃厚な1時間過ごせる感じ…

16:00までの保育で初めて食事(ミルク)まで任せるスケジュールに。不安は思わぬ形で解消された

それまでの保育時間ではミルクを飲むギリギリの時間までの保育でしたが、やっと園でミルクを飲む時間までになりました。

このころになると、「寂しい」という気持ちより、なかなか取れない1人時間をどう過ごすか楽しみにもなってきました。

日中7時間預けるとなると、割とどこへだって行けちゃうのです。

今まで我慢していた映画にも行けちゃうし、往復1時間かかる友人宅にも行けちゃうのです。

とは言え、ミルクが飲めない状態で預けていたので12時までで迎えに行く準備をしていました。

しかし、待てども待てども保育園からは連絡がありません。

16時になり保育園に行くと、なんと「ミルク飲んでますよ~!」と。

あんなに嫌がって2か月間毎日拒否していたのに…どうやって飲ませたんですか?!と、先生に質問攻めをしてしまいました。

寝入りに指を吸っている時に飲ませましたと言っていましたが、信じられませんでした。

わずか5カ月の体で頑張って成長しているんだなと思うと…感無量で、1日でこれだけ成長するのであれば、これは、子どものためにも保育園は必要な場なのだなと実感しました。

16時までの保育を終えてみて、保育園で得られる「自分の生活を充実させることの有難さ」と、「子供成長」これらを一気に感じるようになりました。

慣らし保育を終えて、保育園に前向きになれなかった過去の自分を分析してみた

当初は、「寂しい」「子供の成長を感じる事が身近に感じる事が出来ない」と保育園の入園に前向きになれなかった私ですが、保育園に入れてみると考えが変わりました。

でも、これは入所させるまでは想像すら出来ませんでした。

私の頭の中は、それまでこんな感じだったと思います。

脳内の90%以上子どものことで占めており、トイレすら我慢する異常な生活でした。

でも、これが当たり前だと思っていたし、もう当たり前に染みついてしまっていました。

全て「子ども軸」で生活を組み立てるので、当然ながら、日々の喜びは殆ど子どもから得られるものばかりです。

子供の笑顔だけが喜び、子どもの成長だけが楽しみ…。」自然とこんな思考になっていましたが、それしか出来ない生活だったからです。

そこで、保育園が急遽決まり、自分の大切にしていた子どもが急にどこかに行ってしまうのです。

もう、脳内はパニックでした。

今まで脳内を埋め尽くしていた可愛い存在が急にいなくなったからと言って、他に自分に何が残っていたか?もはや思い出せないくらい。

「今まで我慢してきた事が出来るようになるよ!」とメリットを言われても、子供が居なきゃ全然楽しいことも思い浮かびませんでした。

逆に、それほどまでに育児に専念しないと到底乗り切れない大変な時期だったんだなと思います。

しかし、保育園に入園してしばらく経ってからは、やっと自分の生活を取り戻すことが出来るようになりました。

脳内は徐々にバランスが取れてきました。

自分1人だけの楽しいこと、今まで出来なかったことが出来るようになった喜びも十分感じられるようになりました。

自分の時間を充実させられるようになって、寂しいとは感じなくなりました。

でも、完全に子供の事を考えなくなったわけではありません。

他のことをしていても、「今頃、お昼寝の時間だな、どうやって過ごしてるんだろうか?」と想像してみたり、保育園に迎えに行くのが今でもとても楽しみです。

「慣らし保育」で、ママも慣れるから大丈夫!と言いたい。

今思うと、慣らし保育は子供にとっても、親にとっても必要な期間なんだなと思いました。

保育園に入れる事によって自分のできる事の幅も広がり、子どもも他の子との刺激が加わって成長する事が出来ますが、それにはやはり準備が要ります。

いきなり1人時間を過ごしてって言われても、そんなにすぐに切り換えられません。

生活も一気に変わるので、それを不安だなと思う事は当然だと思います。

でも、ここまで読んでくださった「子どもと離れるのが寂しい」って感じる方は、きっと保育園に入れることで生活がグッと充実する人だと思います。

なぜなら、そういう方は他のママさんよりも子どもに割いていた脳の容量が多いんだろうなと思うからです。

人一倍可愛がって、何事にも子どもファーストで手を抜かずに来たんでしょうから、始めは子どもが居ない時間をどう過ごしたらいいのか戸惑うかもしれません。

でも、そういう人ほど「他の喜び」が少しでも入ると脳内は一変すると思います。

どうしようもないくらい「子どもにどっぷり」だった私も、実際慣らし保育を経て徐々に生活に慣れてきましたので、「慣らし保育でママ自身も慣れるみたいだな」っと、少しは不安を軽減できればいいなと思います。

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