可愛い可愛いわが子と、ずっと一緒に居たい。
でも、保育園に応募しないといけない。
本当は預けたくない…受かりたくない…離れたくない…
色々な事情で保育園に入れないといけないのに、それが辛いと感じている人も居るのではないでしょうか?
そんな私も、応募しておきながらも「落ちて欲しい」と願っていたうちの一人。
そういう複雑な思いに苦しんでいた私を救ってくれたのは、先輩ママたちの言葉でした。
私のように「保育園に決まっても複雑だな」と悩んでいる人に、是非読んで欲しいと思いご紹介します。
保育園の空き情報は突然に…
うちは5月に子供が生まれたので、4月に入園させるまで比較的余裕を持って保活ができるなと思っていました。
とはいえ、分からないことだらけ。
翌年度の応募に向けて、頻繁に自治体の保育園情報をチェックしていました。
すると、なんと…翌月である11月に0歳児の空きが出た事が判明。
急いで保育園に連絡を取り、すぐに応募をしました。
なぜなら、私の地区は待機児童が多く、年度途中で空きが出るなんて「奇跡」だったからです。
4月の0歳児枠でも難しいと言われていたので、「応募だけでもしないと後悔しそう…」と、軽い気持ちで応募をしてしまいました。
まさかの「入園許可通知書」が来るも、心の準備が追いつかない…
結果は、まさかの初月で合格…
応募しておきながら本当にワガママなのですが、「今は受かりたくなかった…」と落胆しました。
預けたくても預けられない人が沢山居るのが頭では分かっているのに…
自分から応募したくせに…
受かるはずがないと思っていたので、ひどく動揺してしまいました。
我が子との2人だけの穏やかで幸せな時間が突然終わってしまう事が名残惜しく、「この世の終わりか?というくらい、ひどく落ち込みました。
年度途中の入園だと、とてもタイトなスケジュールで入園をすることになります。
前月の20日に合否連絡が来るため、10日後には入園になります。
色々と準備をしないといけないと頭では分かっているのに、全く心の準備が追いつきませんでした。
複雑な気持ちを抱えながら友人の先輩ママに連絡。すると、思わぬ言葉が・・・?!
「いつか通わせないといけないけど、今は預けたくなかったな…もっと一緒に居たかったな…」
そんな複雑な気持ちのままですが、仲の良い同僚には職場復帰が出来るようになったことを報告することにしました。

「保育園来月から通わせることになったけど、本当は寂しい…」
正直な気持ちを交えて、子どもを持っている同僚たちに送信しました。
その時は辛くて辛くて仕方がありませんでしたが、その後、同僚の先輩ママ達の返信に心救われることになりました。
以下、私を救ってくれた返信の数々をご紹介します。
「寂しくって、辛くって、当然だよ!」
え?来月からって、もう10日後じゃん!
産後鬱で子どもを可愛いと思えなかった私でも寂しかったんだから、子供を可愛いと思える人は、寂しくって、辛くて、当然だよ!
その時、私は「保育園に行かせるのが寂しい」という思いの他にもモヤモヤを抱えていました。
それは「受かっておきながらも不満を述べている自分はなんて最低な奴なんだ…」と、ワガママばかりの自分への自己嫌悪
しかし、この自己中心的な醜い姿を「当たり前のこと」と、受け入れてくれた友人のこの言葉にはとても救われました。
「ワガママだけど、そんな自分の素直な気持ちも受け入れてあげよう…!」そう思えました。
「嬉しい!いつから職場来れるの?ずっと寂しかったんだよ~!」
わー!保育園決まったんだ♪
嬉しい!いつから職場に来れるの?
ずっと〇〇ちゃん居なかったから寂しかったんだよ~~!
これは、一番仲の良い同僚に言われた一言。
職場で寂しくしていた様で、復帰を喜んでくれていました。
それまでは「保育園に預ける=大切な子供が奪われる」と、喪失感しか無かった私。
‟失う”という事にしか着目できなかったけれど、それは本当にもったいない思考でした。
この友人の一言で「失うだけでなく、次に私を待ってくれている人(や場所)が居るんだ」と、自分の視野の狭さにハッとさせられました。
確かに子供は可愛いけれど、「友達とお茶したいな。自由にお出かけしたいな」と思うような時もありました。
「子どもと離れるという事=自分の戻りたかった場所にも戻れるという事」という大事なことを気づかせてくれました。
「出産前の自分のコミュニティに戻れるって、自分にとってもプラスなことだな」と思えるようになりました!
慣れれば大丈夫だよ!今じゃ保育園の方が好きみたい(笑)
保育園行けるんだね!良かったね!
親は寂しいよね…最初は可哀そうとか思うけど、慣れれば大丈夫だよ!今じゃ保育園の方が好きみたい(笑)
楽しんでくれるとイイね☆
1年前に子供を出産した同期からの返信ですが、これは私の勝手な思い込みを解いてくれた一言でした。
それまで私は「保育園に預ける=可哀そう」という認識でしたが、それは大きな間違いだった事に気付かせてくれました。
確かに親の都合で保育園に行かせはするけど、子供にとってはそれがHappyなのかもしれないという事。
「子供はママと離れたくない生き物」と思い込んでいたので、「保育園って楽しいんだ」と知り、子どもへの申し訳ない気持ちが一気に晴れました。
「この子からすると、ずっと親と過ごすより友達と過ごす時間がある方が楽しいのかもしれない」と、子どもの視点に立って考えられるようになりました。
今は保育園に行って欲しくないかもしれないけど、せっかくだから前向きに考えて欲しい
以上、私を救ってくれた言葉の数々をご紹介しました。
可愛い可愛い子どもと離れるのは本当に辛いと思うかもしれませんが、子どもにとってもそれが全く同じとは限りません。
友達と過ごす時間がめちゃくちゃ楽しいと感じるかもしれませんし、
実際子どもがどういう反応をして通ってくれるのか?これは行かせてみないと分かりません。
極論、保育園はいつでも辞めさせることが出来ます。
「ママじゃない自分」に戻る事が出来るチャンスは、保育園に入れないと取り戻せない事も多いはず。
せっかく保育園に行かせることになるのであれば、応募が出来るという今の環境を、前向きに捉えて欲しいな~と思います。

実際保育園に行かせてみて、自分の気持ちにどう変化が起こったか?入園後、以下の記事に正直に綴りました。
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